ネタの宝庫

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勝手に改変 そうじゃなきゃ見ていられない

城に戻った家康は遠く霞む山並みを見ながら、石川数正酒井忠次を前に静かに呟く
「石川、酒井、わしは愚かな君主だ。お前たちの命を預かり、国を守るべき立場のワシが、妻の死を前に、何もかも投げ出したくなった。
国も、お前たち家臣も、何もかも投げ出して、瀬名とこのままどこかへ逃げ出してしまいたい、本当にそう思ったのだ。
ワシは愚かな君主だ。そのような主君に仕えなければならぬお前たちが不憫でならぬ」
「殿、そのようなことは言わないでください」
「妻子を想う気持ちこそが国を守ることにつながるのです。妻子を思わぬ主君に国が守れましょうか」
「石川、酒井、、、このようなわしにこれからも仕えてくれるか?」
「殿!」
 
こんな家康ならいいけど、おそらくあの家康は戻ってもずっと鼻水を垂らしながら泣いていたに違いない